旧住友重機械工業浦賀艦船工場B 工場・クレーン


住友重機械工業浦賀艦船工場第1号ドック隣にある、昭和初期に建てられた巨大な工場建物は、まるで山脈のような造形。
機械工場・機関工場・銅工工場等のパートに分かれており、主に船舶の修理を行っていました。
内部には大正13年製の天井クレーンをはじめ、貴重な重機・工作機器等が残されています。
また、ポンプ室は一部ながら創建時の構造を残す建物として、大変貴重なものであるとのこと。
まさに住重浦賀艦船工場内は、近代化遺産の宝庫なのです。
これらのみならず、岸壁やら、大型クレーンやら、導水路やら、船を係留するボラートに至るまで、
創建時から昭和初期までにつくられた、貴重なものが目白押しです。
中でも浦賀ドックの顔ともいえる第1号ドック脇のクレーン2基は、早々に保存が決まっているようですが、
その他の施設や機械類が、どの程度まで保存・活用されていくのか、今後に注目されるところです。

浦賀ドックの歴史についてはこちらをご覧ください。

Data
所在地:横須賀市浦賀町4-7
構造:鉄骨造(工場)
設計:
施工:
建築年代:

一番手前の平屋建てがポンプ室、その後ろが機械工場。以降、継ぎ足したように建物が連なる。
 

 

大正13年日立社製の天井クレーン。15tの荷重に耐える。

昭和20年製のクレーン(中央)と、ウインチ(右下)。
 

これからも浦賀のランドマークとして君臨する大型クレーン。昭和18年製。



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