旧横須賀重砲兵連隊営門
(横須賀市立桜小学校・坂本中学校門)


小・中学校の校門としては、やけに仰々しく、厳めしい構え。
それもそのはず、この門は旧横須賀重砲兵連隊の営門として、明治40年につくられたもの。
塀の方は、さらに遡って明治24年と推定され、県内のイギリス積みとしては古い年代の部類に入るのではないでしょうか。
「門柱は58cm角で、高さは3.24m、塀の高さは1.8m。(塀の長さは16m)」(横須賀市HPより引用。) とのことです。
貴重な文化遺産であることには間違いありませんが、かつては旧日本軍の施設に廻らされていた門塀。
しかし、今や児童・生徒を見守る役目に転じているのが何よりうれしいところです。
平成3年には横須賀市市民文化資産に指定され、今後も学校の生きた教材としても役立っていくことでしょう。

Data
所在地:横須賀市坂本町1-19
構造:煉瓦造
設計:
施工:
建築年代:明治40年
備考:横須賀市市民文化資産


 

少なくとも大正末期以前に撮影された絵葉書。門の背後の広大な敷地には、いくつかの建物が見えます。



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