S邸
いくつかの改修や増築がなされているようですが、
歴史を感じさせる風合いの洋館です。
その理由は、外壁の色合いにあります。
何と、三原山の火山灰を塗り、掻き落し風に粗く仕上げられています。
平成18年には、横浜市認定歴史的建造物に認定されましたが、
当時の記者発表資料によれば、
「震災復興時に横浜市が外国人用住宅として建てた市営住宅29棟のうちの1 棟」との事。
これらの外国人市営住宅も、今では、そのほとんどが姿を消しており、
今や貴重な存在となっています。(仁木)
Data
所在地:横浜市中区
構造:木造1階
設計:横浜市建築課
施工:
建築年代:大正15年
備考:横浜市認定歴史的建造物 |
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