JR鶴見線国道駅
国道15号線(第一京浜)沿いにあることから命名されたこの駅は、
昭和初期の風情をそのままに残した、実に摩訶不思議な空間です。
高架下に幾重にも連なるアーチの梁。
両脇には、おそらく創建時そのままの造りと思われる住居と店舗が並んでいます。
通常、「駅前」というのは真っ先に再開発の対象となるべきところですが、
ましてや駅構内にあってこの状態とは、貴重な存在と言うべきほかありません。(仁木)
Data
所在地:鶴見区鶴見中央5
構造:R.C.造
設計:
施工:
建築年代:昭和5年(開業) |
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木製の改札。最近めっきり見かけなくなりました。 |
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