三井物産横浜ビル
R.C.造の躯体としては日本で初めての建物といわれています。
2棟のビルが中央で連結する構造となっており、日本大通から向かって左が1号ビル、右が2号ビルです。
両者の建築年代には10年以上の隔たりがありますが、ほとんど新旧の差は感じません。
現在、メインとなる玄関は2棟のビルの中央に位置していますが、
1号ビルのみだった時代は、旧三井物産支店倉庫(現日東倉庫)と同じ並びにありました。
建物は内装についてはいくつかの改装はありますが、明治の建物とは思えないほどきれいに使われています。
Data
所在地:横浜市中区日本大通14
構造:R.C.4階 地下1階
設計:遠藤於菟
施工者:直営(1号ビル)
不明(2号ビル)
建築年代:明治44年(1号ビル)
昭和2年(2号ビル) |
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