旧カフェ・モア

見るも鮮やかな青と白のハーフティンバーの住宅。
以前は喫茶店として使われていた建物で、その頃は茶色の柱だったと記憶しています。
また、喫茶店として使われていた期間は相当長く、喫茶店以前の用途は不明ですが、
おそらく、別荘建築として建てられたものではないかと推測されます。
設計者は、アルヌルフ・ペッツォルトというドイツ人の建築家。
外観が和風の不思議な洋館、「大磯アカデミーハウス」の設計や、
横浜にも住宅を設計したようですが、両者ともすでに解体されましたので、
この建物が、県内では唯一の作品かもしれません。(仁木)

Data
所在地:神奈川県葉山町
構造:木造2階
設計:アルヌルフ・ペッツォルト
施工者:
建築年代:昭和12年



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