S邸
(旧イギリス大使館小田原別荘)
神奈川県内の現役の住宅として、これほどの規模での下見板張りの洋館は珍しいのではないかと思います。
大正の末期に、この家の持主である先代が、小田原のイギリス大使館別荘の一部を移築しこの地に建てたそうです。
さすがに維持も大変だそうで「かなり使い勝手が悪い」と言っておられましたが、
しかし、それにしても御苦労されただけあって改造はありますが保存状態の良い建築でした。
建物は和風のものとの併設ですが、洋風部分の方がはるかに大きく、
和風の部分は昭和に入ってから増築されたようです。
無責任ですがぜひ長くお使いください 、と言わせていただいたら
「先代からの家だからなんとかね」といっておられました。(加藤)
Data
所在地:鎌倉市
構造:木造2階
設計:
施工:
建築年代:大正13年
備考:小田原より移築 |
美しい下見です。ワイヤーが泣けますね
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和室との接続部分
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注、この邸宅は一般公開されておりません。
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