I邸
(旧里見とん^自邸)


鎌倉の風致地区にあるこの住宅は、閑静な場所でひときわ異質な彩を放っています。
作家の里見とん^も加わって設計したという外観は、鎌倉で唯一の「ライト風」住宅として今も健在です。
印象的な柱に施された意匠や、独特の2階ベランダの庇など見るところの多い建物です。
少し奥に行くと茅葺の日本家屋もありますが、こちらは昭和4年に建てられた物だそうです。 (加藤)

Data
所在地:鎌倉市
構造:木造2階
設計:
施工者:
建築年代:大正15年
備考:鎌倉市景観重要建築物




この建物は一般公開していません。


構造規模: * 木造2階建、和小屋組 * 延べ床面積/294.19m2(和風別棟)
* 屋根/銅板瓦棒葺き寄棟、一部亜鉛引鉄板瓦棒葺き、和風別棟は草葺き入母屋 * 外壁/南京下見板張り、
一部モルタル塗り仕上げ、和風別棟は土壁の真壁づくり   (鎌倉市)


追記
書体のない漢字(外字といいます)には、その後ろに「^」(2バイト文字)をつけます。「里見とん^」と表記する等。
これは「^」を つけた文字の前が、本来は漢字表記であることを表しています。朝日新聞の読書欄で採用されている方法です。
朝日新聞、 ならびに「武者組」というホームページを参考にさせていただきました。多謝



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