日本聖公会 秦野聖ルカ教会


明治6年に切支丹禁制の高札が撤廃されるとともに、
聖公会系である英国福音伝播協会英国教会はただちに日本国内で伝道を開始。
その活動はこの神奈川においても、明治の早い時期に都市部から農村部にかけて活発におこなわれていたそうです。
したがって、ここで紹介する秦野聖ルカ教会の歴史も大変古く、
活動の過程のなか、明治18年に設置された相模秦野講義所が設立のはじまりとされていますから、
優に100年を超える歴史をもっていることになります。

さて、教会建物ですが、小田急線秦野駅から歩いて数分、
片町第一商店街近くの住宅街に、それこそ住宅に囲まれるように佇んでいます。
建築年代についてはまだ調べていませんが、昭和期のものという雰囲気は感じられず、
もしかすると、かなり時代を遡ることになるかもしれません。
詳細については、おって報告させていただきます。(仁木)

※その後「かながわ建築ガイド/神奈川新聞社」により、大正14年の築とわかりました。

Data
所在地:秦野市本町1-7-17
構造:木造1階
設計:
施工:
建築年代:大正14年

 




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