Y邸
この住宅が建つ付近は、約200年も前から撚糸業がはじまり、明治・大正期に入ると
海外から新しい機器の導入をはかって、生産性は一気に向上し、躍進的に発展を遂げてきた地域です。
山間にありながらも、早くから外へ目を向けてきた町民の先進的な気質もあるのでしょうか、
洋風の意匠を取り込んだ建物を、現在でもいくつか確認することができます。
Y邸は、イギリス下見に細長の上げ下げ窓というオーソドックスな洋風住宅です。
いくつかの改修はあると思いますが、大事にお住まいになられているようです。
Data
所在地:愛甲郡愛川町
構造:木造2階
設計:
施工:
建築年代: |
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